2023年2月12日日曜日

BS・RADAC 荷物含めトータルで無理なく9kg台に乗せる(軽量化) 前編

レイダックのチリツモ軽量化をやっていきます。車体単体だと9kgより少し軽いくらいですが、実走行時の荷物や装備品・工具など全てを含めると10.35kgあります(ドリンクやスマホ・財布など持ち歩くものは除く)。これを9kg台に乗せるため、350g以上の軽量化を行います。
といっても、機械的に考えて性能や耐久・美観に差し支えのない軽量化を行っていきます。
意味があるかどうかという話ではなく、無理せずという観点を踏まえると自転車の無駄はどこにあるのかという勉強です。引き算の美学的な。

チェーンリングボルトは4本で25gです。
これをチタン製に交換して15g。10gの軽量化。
世の中にはアルミボルトで1個1gとかもありますが、はっきり言って長期運用で飛びますのでNGです。チタンは強度が高く、無理な肉抜きをしていなければノーリスクで軽量化できます。

私はマルチツールを好かないのでバラで工具を持ち歩いています。(マルチツールはたいして軽くない割に工具として性能が低い)
M4のエンドアジャストボルトをヘックスに交換します。

これでドライバー不要です。ちなみにボルト自体は変えたところで誤差(4本で1g差)なので、工具(28g)を減らしたのがメインの目的です。Bテンションボルトは外出中に弄ることはないのでそのままでいきます。

では、改めてツールボトルの中身を見直します。
タイヤレバーは軽量なものに交換。チューブラーではタイヤがはがせたらそれで良いのでさらに二本減らして一本で運用。
こいつは結構優秀です。そのままいきます。高校生の頃406km走ったときにシフトワイヤーが切れて以降常に持ち歩いています。あれはたぶん、シマノ廉価品のシフター側が悪かったんだろうと思いますけどね。今は社会人で予算に余裕もあるので、ロングライド前にはシフトワイヤー交換で良いかも知れませんね。
ちなみに、シフトケーブルの触覚がないタイプのSTIは構造上ワイヤーの負荷が半端なく大きいので、私は全くおすすめしません。しかも切れるとかなり厄介です。
ケースが意外と重いので排除します。

防水も兼ねて袋に入れてみましたが、チャラチャラ音鳴りしそうです。

再使用できるタイプのタイラップで固定します。これで異音は鳴りません。静粛性はむしろホルダーに収めている時より1段階上がりました。

トータルで83gの軽量化に成功しました。
ここまででトータル94g軽量化です。

前回、実験で使っていたバーエンドプラグをバイク用から通常品へ戻しているので92gの軽量化。この自転車の剛性バランス上外したほうが前後バランスが取れたので外しておきます。ここまでで186gです。

これは。。。外せません。誰がなんと言おうとこれは必要なのです。異論は認めません。かわいいとは即ち高性能なのです。

チェーンリングも前回インナーを交換して10g軽量化されています。これで196g。
ちなみにクランクの圧入ボルトは所有してすぐチタンに変更しているので、これはノーカウントでいきます。

ここからは後編に続きます。

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