2025年11月15日土曜日

Bianchiミニベロレストア⑤フレーム塗装

今回はフレーム塗装をやっていきます。

フレームナンバーは塗らないほうが無難なので、各部と一緒にマスキングしておきます。

こんな感じで使えるものを活用していきます。
ちなみに元の塗装は残して塗ります。塗装の強度はかなりあるので、アルミにゼロから塗るより楽だろうという判断です。重量気にする人や塗装が劣化していてどうしょうもない場合は剥離してくださいね。

パテ埋めして吊るします。
全面塗り残さない高さにするのがポイントです。一切手で触れなくて良いように調整してください。
フォークはコラム持てばいいだけなので、特にこだわりなければ省略して良いと思います。
脱脂は確実に。ここはかなり重要です。

プラサフ吹きました。段差を埋めつつアルミフレーム特有の塗装弾きを避けないといけません。なので、1回目は薄く。段々と厚く塗ります。垂れないように。
え?車に塗装が飛ぶ?ええやろべつに。

今回使うのはアサヒペンのクラフトカラー「オールドグリーン」です。
特に秋冬の屋外でスプレー缶を使う場合は、必ず缶を温めましょう。噴霧にムラができると塗装失敗します。
塗装は必ず「塗りにくい箇所を最初に塗り」ます。塗装が垂れたりムラになるのを回避する基本作業です。

フォークも同様。

それができたら大きな面を塗ります。垂れない程度に、でもくまなく薄すぎないようにしてしっかり乾燥時間をとります。欲張ると垂れて失敗します。
自転車フレームのような複雑な塗装は、重ね塗りはもちろんのこと、1回の塗りの中で何周も薄く重ねるとうまくいきます。過去にSNSで「2液性ウレタンクリアまでやったのに剥がれた」と言っている人がいましたが、ここで厚塗りしすぎなのが原因なんですよね。
また、最後の方には塗りムラをライトで確認しながら重ねます。しかし、欲張らないように。

フォークも同様。

完全に乾燥したらマスキングしてロゴを作成します。

ロゴは予め自作しました。

こんな感じ。

早めにマスキングを剥がします。早めであることが重要です。

2液性ウレタンクリアを吹きます。こちらは薄塗りするとガサガサになるので、塗りにくい箇所から塗りやすい箇所へくまなく厚めに塗ります。垂れないように、重力で塗料が集まりやすい箇所は注意が必要です。垂れなくとも、厚塗りし過ぎると白っぽくぼやけます。

妹の自転車の修理を手伝わされました。父親作。派手やなこれ。

というわけで、塗装完了。2液性ウレタンは完全硬化までそこそこ時間がかかるので、DIYでやるなら土日に塗装してそのまま次の休みまで放置しておけばまず間違いないです。

シルバーの文字部分は上からメインカラーを薄く重ねて目立ち過ぎないようにしています。

若干ゆず肌はありますが、「コンパウンドかけました」って感じのテカテカクリアのほうが嫌いなのでこれでいきますかね。

難所っぽい所もそれなりかな。

うん。

BBのところはマスキングがあまり上手くなかったなと反省。

フォークは良い感じ。

妻がお土産買ってきてくれました。
自転車と同じ色。


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