グリル塗装、ホーン交換(社外品)、アイドリングストップ禁止処置(ボンネットスイッチ外し)を行いました。
フロントトー角がキモいことになってたんで適当にトーイン調整。とりあえずこういうのはトータルトー0mmになるようにしておけば間違いないです(基準値0〜2mm)。どうせまた前輪がトーアウト方向にパッカーンと開いてくるんで数年後に調整し直しになります。
新車から数年経った車は車高が落ちてトーイン狂いがちですね。特に軽四のカスみたいなストラットではこれが顕著です。
トーイン信仰、トーアウト信仰、なんか色々ありますが…どうせDSC制御やEPSのせいで人間の感覚は騙されます。
自分の勘や本やネットの理論は信仰しないほうが良いです。人間の勘ほどアテにならないものはこの世に存在しません。トーなんかどうせその能力が発揮されるような負荷で一発走らせたらすぐアライメント狂いますから。整備士でもサーキット行く人以外はまっすぐ走ればどうでもいいと思ってるくらいのものなので。逆に言うと、サーキットみたいな本気走り一発みたいな時の直前に調整しないと意味ないし、調整しても走り終わったら狂ってます。そんなもんです。
ほんで、youtuberがやたらこの型のアルトやアルトワークスを褒めてるんですが。整備士でありアルト好きの私から言うと「バカだなあ」という感想しか持ちません。
やたら電子スロットルの反応をリニアにして軽快さを演出しているだけなのですが、それを「こんなに加速する!」「さすが軽量ボディ!」などと。アクセル踏み始めの動きなんて、大昔からスロットルの加減でどうにでもできたものです。さすがに整備士じゃなくても車好きならそれくらい知っとけよという話です。
乗り心地はどう、燃費がどう。こんな話もバカだなあと思います。スズキ車は全部R06Aです。余計なもの付いてない車体にスズキお得意のエンジン載せて、空気圧パツンパツンが基準のタイヤ付けたらそりゃ燃費良いんですよ。乗り心地も硬く感じるんです。
そんなものアルトじゃなくても同じです。アルトの良し悪しじゃなくてただの物理現象の話です。
ダイハツとかが、ただでさえクソみたいなエンジンにお得意の不正やってゴミみたいな車作ってますが、アルトはただ当たり前のことを当たり前にやってできた車というだけです。
私はその当たり前にできた車が「好き」と言っているだけで、特別優れているわけでも何でもないと思っています。こんな車、4人満員で乗ればろくに走らないゴミカスノンターボ車ですから。軽さだけでどうにかしてる車なんですよ、アルトは。それを承知で買う車です。
むしろHA36Sアルトは、デザイン性(笑)のためだけに失っているものが多いです。youtuberがアルトを神格化するのは害悪だと思っています。特にめがねバイザーとかダサすぎでしょう。アルトワークスに散りばめられた無駄メッキとか酷すぎます。あんなステンレス食器みたいにギラギラした謎装飾に金払うためにアルトワークス買う人がどこにいるんでしょうか。いるとしたらそいつはyoutuberに毒されたアホです。
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