2024年8月21日水曜日

マーレのその後① 積載&5速化(デ)チューン

ひとまず、前後両方にバッグが付きました。バッグは妻からの誕生日プレゼントです。やったね。
フロントバッグは、正直もっとフレームに寄せたいです。あるいは、前の空間にボトル2本差しできるように改造するか悩んでいます。あるいは、ここにテントとシュラフを突っ込んでも良いかも知れません。

うん、小径車積載は全体に無理がなくて良いですね。最近はグラベルロードや29erにまで積載というのが時代の流れですが、小柄な人は、27インチ以上に積載すると荷台の位置(すなわち車両重心)があまりに高くてキツいですよ。私はスーパー短足小柄なので。

フロントバッグも、リヤ同様に断熱シート入れてます。

背面側の補強が存在しないため、通常使用ではバッグが揺れます(本来はハンドルに付けるものなので通常使用かどうかは微妙ですが)。フローリングの上に敷くようなスポンジマットの分厚いものを、間に噛ませて補強も兼ねています。クソデカマットはハンズマンで売ってます。

下側も微妙に弄ってあります。フロントバッグを外すことはないので、むしろこれが良いです。


閑話休題、いい加減リヤハブを取り付けしようってことでオーバーホールします。実家の屋外に放置していたのでカピカピになっていました。
スプロケットは外して錆転換をするんですが、残念ながらコイツは私の大嫌いなボスフリーなので、クソ硬かったですね。実家ならクソデカパイプで工具延長するなりどつき回して外すなりしたんですが、いかんせんアパートなので。
隣人と借りものの家の床に配慮しながらこいつを外すのは苦行でしたが、何とかなりました。
ハブ側は単純に、各部オーバーホール&ボディ研磨でいい感じになりました。シマノはこの時代のハブくらいまでは、安くてもマトモです。今のはsora以下のハブがマジにクソですね。
このハブをOLD130mmのシャフトに交換してマーレに取り付けするのですが、これには重要な狙いがあります。
この自転車は積載&ゆったり旅乗りが要求性能なので、速度を出す目的では最初からありません(そういう乗り方はレイダックに任せています)。つまり、広いギヤ比は不要です。そういう訳で、通常使用は5速(15T〜24T)でいけてしまうだろうという考えです。無理な場合でも5速ならたすき掛けにならないので、フロントダブルに後から変更すれば全く問題ないだろうという読みです。
それよりも、5速OLD120だったものを130mm化することで、ほぼスポークの左右差がなくなるというのが狙いです。前輪もリムブレーキなのでスポーク左右差が発生しませんから、この自転車は全部のスポークにバランス良く負荷を分散できる作りになります。
実はミニベロ積載においてスポークテンションというのは超重要です。スポークテンションに偏りがあるということは、ホイールが組み上がった際に立っている側のスポークテンションが過剰になるということです。
この傾向が強くなると、ニップル破断やリム割れが起きやすくなります。ましてやミニベロで積載となると、路面の陥没や段差はホイールにとっての高いストレスです。スポークテンションを揃えておくことはかなり重要です。 
あと余談ですが、スポークテンションをやたら上げるのは何の意味もないですよ。リムが割れる原因でしかないので、耐久性を上げたいなら普通にリムやスポーク自体を変えてしまえば良いですから。
そもそもミニベロはスポークが短いので、ニップルが緩まなければそれで良いんです。

飯食ってホイールを組みまして深夜。
前後ともに36Hを間引きで24本、3クロス(6本組)のITA組です。ラージフランジかつオチョコの左右差がないので、スポーク長を184mmに統一できるのも地味にメリットです。(あ、フロントはまだモランボン組み試験運用中です。)
私は体重が50kg弱しかなくて、しかも前後輪荷重を考えて自転車を組んでいるので24H間引きなんてことをしてしまっています。普通の方は20インチでも最低28Hとかが良いと思います。タイヤを細くするなら尚更です。長期旅行なら32Hや36Hでしょうね。体重のある方はそもそもミニベロやめておいたほうがいいと思います。走破性が元々低いので、ステンレスリムやアルミリムは割れちゃいます。あ、あと間引きは私としても他人には非推奨ですし、もしやるのならアルミニップルはご法度ですよ。
さて、仕事もあるので今日は寝ます。

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