2024年1月23日火曜日

バイクキャリア車載の手順(備忘録)

①保管状態(RST3m)

A.余ったナイロンベルトをマジックテープでまとめます。
B.アームは折りたたんだ状態で、クランクアーム用ベルトと前輪回り止め用テープを締結します。
C.布はマジックテープ等に貼り付けておく



 

②仮取付状態(RST5m)

A.各ベルトと金具のクラック・損傷を点検します。
B.図の上端ベルトを掛け、最短距離になるようにします。
▼ベルトがたすき掛けになっていないかを確認。
C.上部2箇所はダブルループで緩まないように締めます。
D.スポンジ4箇所への荷重が均等になるよう調整します。
▼NG例。位置が低いため寸法オーバーになる。
E.残りのベルトを掛けて、余裕を持たせて仮締めします。
F.スポンジ4箇所への荷重が均等になるよう調整します。
G.ラゲッジに載せたいものは先に積んでおく。


③ホリゾンタル車の取付(RST8m)

A.クランク位置を8時にします。
B.トップチューブバッグを外します。
C.クランプ位置に布を乗せます。
D.なるべく車両重心が中央にくるよう寄せながらクランプに乗せます。(持ち上げる際はチェーン汚れ注意)
E.クランク位相を、クランクアームとキャリアが密着できる位置に微調整し、クランプおよびクランクアームを締結します。(ペダルとリヤゲートが接触しないよう要注意)
F.キャリアの位置を、積載制限内かつスポンジの浮きがないように調整します。(前後左右ともに車両寸法の1.1倍以内が規定です。)
G.クランプベルトを締結します。(緩み止めクランプ兼用推奨)
H.側部および下部ベルトを最短距離に調整して本締めします。
I.下部ベルトの左右位置を調整し直して、スポンジの加減を最終調整します。(最短距離は維持してください)
J.車体ガタおよび各部締結緩みがないことを確認します。また、リヤガラスに過剰な荷重がかかっていないか点検します。
K.車体に落下物がないか確認します。
L.前輪とダウンチューブ間に回り止め処置用のテープを巻きます。


④スローピング車の取付(RST10m)

A.クランク位置を8時にします。
B.トップチューブバッグを外します。
C.シートチューブにボトルがある場合は外します。
D.クランプ位置に布を乗せます。
E.車体をなるべく右に寄せながらクランプに乗せます。(持ち上げる際はチェーン汚れ注意。)
トリプルトライアングル車は右シートステーのみをクランプに乗せ、ベルトは全体に巻きます。
F.クランク位相を、クランクアームとキャリアが密着できる位置に微調整し、クランプおよびクランクアームを締結します。(ペダルとリヤゲートが接触しないよう要注意)
G.キャリアの位置を、積載制限内かつスポンジの浮きがないように調整します。(車両寸法の1.1倍以内が積載サイズ規定です。)
▼横はみ出し量は16.95cm以内なので処置不要。
▼縦はみ出し量は38.35cmを超過しているため処置要。
▼キャリア高さで処置。カムテール形状車の場合この方法は不可。
H.クランプベルトを締結します。(緩み止めクランプ兼用推奨)
I.側部および下部ベルトを最短距離に調整して本締めします。
J.下部ベルトの左右位置と締め加減を調整し直して、スポンジへの荷重を均等にします。(最短距離は維持してください)
K.車体ガタおよび各部締結緩みがないことを確認します。また、リヤガラスに過剰な荷重がかかっていないか点検します。
L.車体に落下物がないか確認します。
M.前輪とキャリア間に回り止め処置用のテープを巻きます。


⑤走行前点検

A.各ベルトの増し締めを行いながら、ベルトおよび金具に損傷がないか点検します。
B.キャリアおよび車体に緩みがないか点検します。
C.リヤガラスに過剰な荷重がかかっていないか点検します。
D.車体に落下物がないか確認します。

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