サービスデータ
リム有効径:394mm
スポーク長:184mm(左右共通)
交差:3クロスITA
フリーサイド〜フランジ:41mm
アンチフリーサイド〜フランジ:36mm
OLD:130mm
フランジPCD:62mm
穴数:36H(間引きでスポーク数24)
チェーンラインは良い感じなので、5×2にしようと思えばいつでもできます。
プーリーが削れてグズグズなので交換します。なんでもかんでもビッグプーリーにする人はいますが、変速段数やリアセンター長・フレーム剛性などに応じた限度というものがあります。単純な話、大きいプーリーは揺れやフレームの撓みで脱落しやすいです。特に高ケイデンスや悪路ではその問題が顕著になります。平野かつ都市部のような走りやすい環境なら使えますが、日本の国土のほとんどは山林です。その周りの道は悲惨なぐらいクソなので、リスク回避のために小径プーリーを使うのが安牌だと思いますよ。
フロントギヤを最適化しつつ軽量化します。
現状では以下の通りです。
サービスデータ(変更前)
速度伝達比範囲
最大 2.87 40T/14T 減速比0.35
最小 1.67 40T/24T 減速比0.60
28"換算 2.08~1.21(482/665で計算)
Fチェーンライン 43mm
Rチェーンライン 47mm
BB軸長 110mm
重量はこちら。
28インチ換算で考えたときに、ギヤが軽すぎて舗装路走行には向きません。そこでフロントを47Tに変更します。下りを飛ばすなら58Tとか付けてフロントダブルにするべきですが、そういう使い方はしませんのでこのギヤ比でいきます。
Rチェーンラインは、8速→5速化したことで43.1(公称値)→47(実測)になっています。つまり、チェーンラインを整える必要があるということです。
そこで、以下のように変更しました。
サービスデータ(変更後)
速度伝達比範囲
最大 3.36 47T/14T 減速比0.30
最小 1.96 47/24T 減速比0.51
28"換算 2.43~1.42(482/665で計算)
Fチェーンライン 46mm
Rチェーンライン 47mm
BB軸長 110mm
重量はこちら。41gの軽量化です。
ちなみに、現在の車両総重量(荷物等全部込み)で、約14.39kg、車両重量(総重量からキャリアとバッグ類抜き、ペダル込み)で約12.06kgです。
チェーンの交換は不要な範囲でした。ちなみに何コマ分ディレーラーが引っ張られるかは計算可能です。おおよそ、
増やした歯数÷2=必要な追加コマ数
と思ってください。計算してみて駄目そうだったらチェーン交換です。
ギヤ比のイメージとしては、ちょっとクロスレシオなママチャリくらいです。SPM180(RPM90)で平坦を24km/hくらいで走行できるイメージで良いと思います。下りは踏まない前提なので、グロス平均速度が19km/hくらいになると思います。2日以上の行程をダラダラ走りつつ、体に負担がかからないような想定でいます。経験則でいって「たぶん」思い通りにいくはずです。
ケイデンスは普段より高めに保つ想定なので、クランクは他の2台より短くしています。
ちなみにチェーンラインですが、特殊なチェーンリングを使用しているのでインナーとアウターの中間くらいの位置に来ています。これなら良い塩梅です。
余談ですが、ミニベロに搭載するチェーンリングは、私は53Tが限界だと思います。特別リアセンターが長いなら56とか58でもいける気がしますが、基本的にはチェーン落ちの原因になります。さらに言うと、14インチはスプロケットの位置が低くなるのでさらに苦しいです。チェーンリングに対してスプロケットが低くなると、チェーンの掛かり始め位置がリヤ方向に寄っていきます。つまりこれは、クランクを正方向へ回転させた時にチェーンの内側側面(プレート)がチェーンリングと接触しやすくなります。当然、接触するということは乗り越えやすくなるためチェーン脱落が起こりやすくなります。
なぜか分かりませんが、私は昔ながらのブレーキレバーはブラケットカバーなしのほうが好きなようです。歴代愛車はみんなブラケットカバーを外しちゃってます。クソ昔の機材の話になりますが、ダイアワインマンとかはハナから裸ですよね。裸、大好きです。
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