2024年5月13日月曜日

ピザ窯制作 土台編

祖母からの要望でピザ窯づくりを開始しました。
まずはE形に土台を組んでいきます。
写真は仮置きですが、実際には土を掘り返してセメントを流し、水平と各部寸法を合わせながら積んでいきます。後から思いましたが、予め糸で位置決めしてから作業開始すべきですね。また、セメントを流すときはコンクリートブロックを水で湿らせたほうが接着がよくなります。

地面を掘って水平に固め、ブロックを積み上げていきます。この段階で鉄の支柱を(写真のコンクリートを流し込んでいる箇所に)打ち込んでおきます。
当然ながら最初の地面を固める作業が最重要ですが、厳密にやり過ぎる意味もなく雨で侵食しなければ大丈夫です。そういう意味では、この時に排水用の溝を掘らなかったのは失敗かもしれません。
ちなみに厳密でなくて良い理由は、ホームセンターで売っているようなコンクリートブロックの類はそれ単体では精度が出ていないからです。パズルのように組み替えて最善を探ります。最善を尽くせたらコンクリートブロック同士をセメントで落ち着かせ、セメントの厚みで最終的な微調整を行います。
ただし、全体で水平が取れていてもコンクリートブロック単体の水平が怪しい場合があります。それは、DIYにおいて下がゆるいとか作業が甘いとか色々ありますが、とにかく最後は綺麗に隙間なく落ち着かせないと耐久性を悪化させることになります。固まるまでの間に微調整をする前提で、左右のコンクリートブロックは最後までセメントを流さずにしておきます。
まずは、例えば下のように木で支えるなどして微調整を行いながら全体・個別の水平をなるべく完璧なものにします。支柱となる木はなるべく多く堅牢なほうが良いです。
そして左右間を固定できるようにセメントを流し込んだら、天板(というか床)を取り付けます。ここで最終的な水平が決まるので、板の位置に注意しながら角度をセメントで微調整します。ここで精度が出ていないと以後の修正は困難ですが、水平ばかり狙ってセメントモリモリになると耐久性にも響きますので注意します。下のコンクリートブロックで水平が出せない場合は、コンクリートブロック上面を削ってしまったほうが具合が良いでしょう。
今回は天板3枚なので、隙間に水が入るリスクがあります。コーキングは熱ですぐやられてしまいますので、この時点でセメントによる隙間埋めを行いましょう。ただ、最終的には別で屋根を付けるか雨天時はカバーをするのが最善です。

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