妻のGIANTに手を加えます。とりあえずで組んだ後、満足していなかったところをいい感じにします。
まずは前カゴ。要件は以下のとおりです。
①カゴをおおよそ水平にする
②ポジションを犠牲にしない
③重めの荷物を乗せても大丈夫な強度を持たせる
最も苦労したのはフォークダボ穴周辺です。ドロヨケ、ブレーキが干渉しないように各部ワッシャーを噛ませています。
荷台ステーは、曲げ加工&取り付け位置目一杯上でVブレーキを避けています。さらに、カゴの水平とポジションを保つために汎用ステーを噛ませて延長しています。
前回スルーしていたのですが、Vブレーキはシューのスペーサー順番を入れ替えました。これは、シマノのマニュアルにも書いているクリアランスを保つためです。今回は、ブレーキと荷台の整合性をとるために行いました。
整備データ:ドロヨケ側合わせナット&スペーサー3mm、荷台側スペーサー1.5mm、ボルトM6×60
ブレーキはテクトロ規格台座なので、上手に取付しないとブレーキと荷台が干渉して動きが悪くなります。また、タイヤとのクリアランスがかなり狭いため荷台をそのまま取付することはできません。よって、延長を噛ませて取付しています。
整備データ:ブレーキ→ワッシャー→ボルト穴をドリルで広げたM6ロングナット(30mmシムの代用)→ワッシャー3枚→荷台ステー→ワッシャー→M6×55鉄ボルト
延長したステー付近は、タイヤとのクリアランスがかなりギリギリです。一旦、荷重で撓んでも当たらない塩梅まで詰めたのですが、タイヤの精度が悪く、凸部分でボルト頭と干渉してしまいました。そのため、本当はボルト4本で取付したかったのですが、3本に減らしました。現在35cなので、次回は32cか30cあたりにしようかと思います。
クリアランスが結果的にまあまあ詰まっていて、撓みを許容し辛いです。また、シムを噛ませたことでVブレーキ台座への負荷が大きくなっています。これらを改善することと、さらに強度を上げることを目的にフォーク中間へとステーを追加しました。この追加ステーはカゴ中心よりやや前へ金具で直接取付しているため、見た目より効いています。
整備メモ:実家でステー余りを切断
リヤのドロヨケにはステーを追加しました。これは某シティクロスからヒントを得たもので、樹脂製ドロヨケの振動による破損防止にかなり有効です。振動も相当抑えられているので、ステーとタイヤのクリアランスも詰めつつタイヤアーチにドロヨケを綺麗に添わせることができました。今回最も成果があった改造です。
ちなみに、追加で用意したステーは私のランドナー(実家のガラクタ)から拝借したアルミ製です。軽量なだけでなく太いため剛性もあります。
リヤ反射板は、ただの樹脂板ベースだったものを、簡単なボディを作って収まりよくしました。装飾や工作はされていませんので後々デザインを考えます。
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