三田駅スタートで、三輪交差点に向かいます。
写真の山沿いにある住宅地が友が丘で、この山をグっと登ります。
武田尾に直線的にいけるルートはないので、摂津の山間部をどうにか抜ける経路になります。詳しいルートは準備編をご参照ください。
最近は仕事を言い訳とした慢性的運動不足です。さらに昨晩寝つきが悪かったこともあり血の気が引いたような状態でした。運動しなければ・・・と痛感したので明日からやります。
さて、志手原を右折するとここからは北摂里山街道です。友が丘を登った後にゆるやかなアップダウンが続きます。朝イチで走るにはイヤなコースですが、これも運動不足への自戒。
北側には羽束山がそびえ立ちます。標高524mの独立峰です。
中央に見えるの尖った山が宰相ヶ岳で、その右の丸みを帯びた山が羽束山です。さらに右に見切れている山が甚五郎山です。八束山は、北摂では珍しい丸っこい山です。頂上に近づくにつれて勾配が緩くなるため、北摂の他の山とは少し垢抜けた感じがします。
宝塚北SA(新名神)の近くです。ここから一気に下って武田尾に到着します。
よく見ると陸橋の根元が深く掘られています。岩盤まで掘り下げるためのものでしょうか。建築的なことはサッパリですが、興味深いです。
武田尾の駐輪場です。
ほとんどが契約車用駐輪場で、実質的に使える場所は写真のひと区間のみです。100円で利用できます。
残念ながら駅にロッカーがなかったため、ヘルメットと携帯工具はリュックに入れて運びます。電車で来た家族と合流してハイキング開始、という具合です。
大正期に作られた水道橋です。トラスで川向かいの山まで渡してあります。千刈ダムなんかもそうですが、神戸開港跡に六甲山地以南が急速に発展したことで必要に駆られて建設されたものです。最近ペンキを塗りなおしたのかわかりませんが、かなり綺麗でした。こういった縁の下の力持ちが都市機能を静かに支え続けているというのは、「知っておくべき」ではなく「一度は見ておくべき」ではないでしょうか。近代建築の美しさは、こういう所にあると私は思います。
谷間に沿って武庫川が流れていますが、その武庫川に沿って国鉄福知山線が通っています。
ちょうど紅葉シーズンで、景色がとても鮮やかでした。写真のものは、おそらく意図的に植えられたのだと思います。
ビッパを模した謎の壁画。
トンネルにはアブラコウモリ(?)が棲みついていました。この他にも集団で見かけました。
武庫川第二鉄橋。こちらも近代建築らしい堅牢な作りの立派な橋です。塗装が塗りなおされることはもうないのだろうと思いますが錆びても朽ちることはありません。三田や名塩のニュータウン計画が進むまでは「ずっと使う」つもりで造られたのではないでしょうか。
最初の登りさえがんばれば、川下川ダムへのダウンヒル。川下川ダムは半分が閉鎖されており、武田尾側とは真っ直ぐ繋がっておらず、道場(三田の手前)側にのみ続いています。
途中に川下川ダムを通るのですが、先述のとおり半分は閉鎖されています。セキュリティも厳しく、とてもツーリストやサイクリストを歓迎する道ではありません。地元の抜け道という感じで、乗用車が良い速度で狭い道を飛ばしています。だんだん日常に引き戻されていく感覚を味わいました。
しかし、このルートは武庫川沿い(=国鉄沿い)なので、復路くらいは通っておきます。
分かりにくいですが、新名神の陸橋奥に見えるのが大岩岳・東大岩岳です。文字通り岩肌が露出した山で、これまた北摂の中では少し垢抜けた感じの山です。三田・宝塚・神戸の3つの市境にもなっています。数年前に遭難者が出ていましたね。私が最後に行ったときは西日本豪雨のしばらく後だったと記憶しています。堤防がごっそり剥がれていたり、登山道が崩落したままになっていたりと、それなりにヒヤヒヤした記憶があります。ただ、雰囲気が好きな山のひとつです。
さて、無事帰宅したので駆動系などを綺麗にして終了。
明日から運動不足解消に向けてがんばるぞ。
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