サドルベースとシートピラーボルトが干渉して底づき症状が発生していたため、ボルトにスペーサーを噛ませました。(レイダック制作で余ったチタンボルトをちゃっかり採用)
噛ませたのは5mmのアルミスペーサーです。この手の汎用パーツはバチクソ忙しくてもアマゾンでポチれば休日朝イチで取り付けて走りに行けます。便利な時代。
上がビフォー、下がアフター。純正ボルトで生じていた干渉がなくなりました。
少し走ってポジションを微調整しました。
ちなみにですが、フォークコラムを切断した場合にはスターファングルナットの位置調整が必要です。スタファンの位置調整後の角度が悪いと、ほぼ確実にヘッドパーツのガタが発生します。
続いて、ハンドルカットによって長すぎになったブレーキホースを切ります。まずはブレーキレバーのリザーブタンクを水平にして開けます。
フルードがこぼれないように、タンク内のフルードをなるべく抜いておきます。
ウエスを添えながらブレーキホースを緩めます。これ以降、ブレーキフルードがキャリパーなどにかからないよう注意します。失敗するとブレーキパッドの交換が必要になります。
オリーブの状態やボルトの入り具合などを見ておきましょう。組み付ける際の参考にします、
ホースを切りますが、若干量フルードがこぼれるためこれもウエスを添えるなどします。
インサートを打ち込みます。インサートとホースの間に隙間がないよう注意します。また、インサートとホースの互換性にも注意します。この自転車はBH59です。
接続用オリーブを取り付け・ボルトを締め付けします。ボルト締め付け時にはオリーブ外側とボルトにプレミアムグリスを塗布し、締め付け中はホースの捻じれに注意します。
エア抜きは、ブレーキホースに振動を与えたり揺さぶったりしながらブレーキを何度も握るとうまくいきます。この際、ホースはなるべく縦向きになるように自転車側を調整するとうまくいきます。
エア抜き後はブレーキを強くかけ、作業箇所のフルード漏れがないか慎重に確認します。
これで、長すぎるブレーキホースは程よいところに落ち着きました。
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