2023年5月16日火曜日

3DS 修理&オーバーホール 前編 分解清掃

3DSのタッチパネルが不具合を起こしたので、分解ついでにオーバーホールしちゃいます。

まず、安全のために本体の電源を落とします。
SDカードおよびソフトを外し、裏蓋を取ります。
バッテリーが見えるので、取り外します。
今回はバッテリーパックの膨張と性能低下がみられたので純正の新品に交換します。

リボンケーブルに注意しながらパネルを外します。

リボンケーブルは、基盤に対して垂直に刺さっているだけです。


続いて、アナログスティックのユニットを外します。

ワッシャー2枚は忘れないように注意します。
SDスロット最外側のビス二本を外します。
先にリボンケーブルを外してからスロットを外します。リボンケーブルの端子部は、画像の向きから起こします。スロットはステンレスの台座にテープ接着されているため、基盤に負荷がかからないよう慎重に剥がします。
続いて、ワイヤレスボードを外します。その下にケーブル(リボンケーブル真横)が一本刺さっているので基盤から外します。

マイクは収まっているだけなので、引き抜くと外せます。

スイッチ系統と基盤を繋ぐリボンケーブルです。
白いツメを起こして外します。

先ほどのリボンケーブルを避けると、もう一本リボンケーブルがありますので、こちらは黒いツメを起こして外します。外す時は、リボンケーブルを持ち上げず基盤と水平に引き抜きます。

基盤のビス7本を緩め、慎重に外します。何箇所か引っかかりがあるため必ず一箇所ずつ確実に外します。充電ポート付近はテープ接着されているので剥がします。
基盤に一本リボンケーブルが残っているため、これを外せば完全に分離します。

分解したところ、内部に汚れなどが蓄積していたためエアブローで清掃します。
まずはマザボ本体。

続いてスイッチパネル内部。各ボタンは外せますので、一個ずつきれいにしましょう。
スイッチパネルは充電インジケータ部分が外れるため、紛失防止にマスキングしてあります。また、スライドスイッチ2箇所は組み付時に位置を合わせる必要がありますので要注意です。

次は下画面ボディ部分。他の部品もそうですが、外観に関わる継ぎ目部分は特にきれいにしておきましょう。

外蓋も継ぎ目部分をしっかり磨きます。

外した部品の清掃も忘れずに。

今回参考にした記事です。

次回はディスプレイアセンブリの分解およびタッチパネル交換(リンク先の手順21)です。

0 件のコメント:

コメントを投稿