2025年11月30日日曜日

カマキリ産卵してた

オオカマキリが産卵していました。特に調べようともしていなかったため性別不詳の状態だったのですが、メスだったんですね。
有精卵の場合もっと形が綺麗になるのでおそらく無精卵だと思います。2か月前に採集してから段々とおなかが膨らんできているなあという感じではあったんですよね。
餌はずっと同じように生餌を食べさせているのですが、特に食べ残すことはなく1週間にMサイズコオロギ2匹を食べています。
設定温度は約20℃ですが、噂によるともっと低いほうが長生きするとのこと。とはいえど年は越せそうな気配ですね。老化が見えると脚先が欠損したりするらしいのですが、今のところは兆候なし。観察していても特に変化はなく、水走性や食欲不振などハリガネムシの寄生による影響もありません。ただ、実際のところ野生下で寄生されないでいられる確率はどんなもんなんでしょうね・・・。

2025年11月21日金曜日

Bianchi 積載仕様&ちゃんとします

せっかくの休日なんでぼちぼち走ろうかなと。

そのために、まずは防犯登録をしました。ダウンチューブ下に貼るつもりだったんですが、考え事してたら店で伝え忘れていつの間にかシートチューブに貼られてました(笑)

積載量アップのため買いものをして、無理やり積み込んで(積み込めてない)帰ります。

と、ふと走行中に気になった箇所がありました。

まずはここ。積載しまくったときでもトップチューブ跨げるのがこの自転車の強みですが、靴が当たって汚れますね。
ここに洗濯可能なトップチューブガードを作りたいです。今回はやりませんが。

もう一箇所気になったのは、ここのビビリ音です。こういう平らなフルフェンダーは初めて触りましたが、なるほど平らが故に当たるんですね。当たらなければ鳴らないので、帰ってからひん曲げて修正しときました。

ハンドル周りはなんかオモチャみたいで私は割と好きです。コンパスも平坦路では普通に動いてくれてました。勾配があると針が動きにくくてダメかも。

購入品はまずこれ。ホースクランプです。

とりあえず間に合わせで結束バンドゴリゴリで留めてた場所を…

保護して…(たぶん締め込み部分は保護し切れない)(アルミなんでべつに良い)

ホースバンドで確実に固定。グイグイ力かけましたがズレる気配なく、フロント変速が確実なものとなりました。

次の購入品はコレ。工具用バスケットを自転車カゴとして取り付けます。少しだけ重いですが、自転用プラスチック製バスケットより堅牢で、なおかつ金属製バスケットより隙間が少なく軽量です。自転車カゴとしてはそれなりに優秀です。
取っ手を外した重量は920gでした。

結束バンドを通す位置決めをしたら、ドリルで穴を開けます。キャリアの精度はたいてい完璧ではないので、現物合わせで自転車のセンターになるようにしましょう。
今回は水抜き穴も兼ねたいので、穴はやや大きめに開けました。

強度を上げるコツとして、このように補強のある箇所を跨げるように狙うと良いです。無理な場合は、なるべく結束バンドがねじれない位置を狙うと力が集中しないため壊れにくくなります。いずれにしても結束バンドは消耗品として扱い、数年以内で定期的に交換しましょう。

結束バンドは最初緩めに取り付け、その後全体を均等に締め付けていきます。これにより、力が分散しやすくなります。カゴとキャリアに隙間があると破損しやすくなるので、そこも確認しましょう。隙間がある場合は何かしら隙間埋めなどの処置が必要になります。

水は低いところに流れるため、四隅にも水抜き穴を開けておきました。ここまでしても雨天時はカゴカバーをかけてしまうので、ほとんど水は入らないでしょうけどね。

今回は以上になります。ほんの少し重量増加。今度からはそろそろ軽量化を考えていきたいところですね。





2025年11月19日水曜日

Bianchiミニベロレストア⑦実走&ディテール

今回は実走です。

ケーブル来ました。お馴染みニッセン。

通していきます

もう一つ工夫。チェーンデバイス。こいつ700円もするんですよ。ただのプラスチックの塊が。ボルトの長さ足りてないこいつが。
それはそうと、この自転車のチェーンリングはデュラEXです。しかしリヤは8速。察しの良い方はお気づきかと思いますが、こういう組み合わせの場合は「チェーンリング側が想定していないところまでリヤディレイラーが動き」ます。
今回チェーンラインは1mm程度の誤差に抑えていますしリアセンターは長いですが、それでもこの組み合わせは「リスクが高い」組み合わせになります。
アウター側はFDプレートとチェーンが近いため殆どの場合問題ないのですが、インナー側は変速の瞬間からプレートとチェーンが遠くなるためチェーンが落ちやすいんです。互換性のある同士ならまず問題は起きませんが、こういうビンテージパーツだと問題になることがあります。
互換性無視のカスタムでちゃんと(?)ノートラブルになるようにカスタムしたことがある方は「こういう組み合わせのときにこういう条件が揃うとチェーン落ちする」というのはよくご存知のことかと思います。
私の気が向けば動画にしようかな。向くかなあ…

私と妻の共用自転車屋なので、センターポンチと墨入れ(?)でシート位置を記憶してあります。頻繁に調整するため傷は気にしないことにしますし、グリス塗ると汚れてややこしいのでやめておきます。

塗装前に剥がしたエンブレム再取り付けしました。3Mの両面テープこのカタチに切り出すのクソめんどくさかった。 

フレームと擦れる箇所に最小限でアルミテープ。

こちらもアルミテープで製作。

超積載して試走。想像通りの走りでした。細かな修正・調整をして完了。
これはウーバーイーツとかに使えそうな気配あるので、暇な日にでもやってみようかと思います。
しかしこの純正カゴは灯油缶がギリギリ入らないです。
また後日、良いカゴ探しの旅へ出ますか。
自転車屋ではなくホームセンターへ。


2025年11月17日月曜日

Bianchi Pisa スペック

撮影:2025.11.22

車両 Bianchi Pisa
C-C長さ 未測定
完成車重量 10289g(いわゆるペダル無しの重量)
車体重量 10645g(ペダル込み走行可能状態での重量)
総重量 13254g(写真の状態での重量・リアの保冷カバンは除く)

※推定値含む


主要パーツ類(合計10545g)

フレーム/2200g/Pisa
フォーク&ヘッドパーツ/1300g

ハンドルセット/772g/純正ライザーバー ф25.4
※ハンドル回り付属品、レバーなど全て含む

ステム/173g/純正

ブレーキキャリパー/129g×2/シマノV

ブレーキシュー/60g×2/社外品
リードパイプ/5g×2/フレキシブルタイプ
リヤメカ/216g/RD-6400 
スプロケット/222g/スラム8s
クランクセット/732g/マーレ純正クランク+7200デュラEX50-40T

クランク固定ボルト/13g×2-1g/シマノ改
ボトムブラケット/296g/社外品113mm
チェーン/310g/CN-HG40
シートポスト/235g/純正27.2mm
シートピン/60g(推定)/魔改造シートクイック
サドル/317g/dixna
ペダル/356g/純正
フロントホイール/1250g(推定)/純正ホイール&パセラ1.75
リヤホイール&タイヤ/1535g/純正ホイール&パセラ1.75(クイック含)
タイヤ/240g×2/IRC JETTY PLUS 20×1.25(実測28c相当)
ケーブル一式/140g(推定)/アウター日泉・インナーシマノ
ホースバンド(ケーブル固定用)/100g(推定)/汎用
エンドキャップ/5g/メーカー不明
BB下ケーブルガイド/13g(推定)/シマノ



付属品類(合計2659g)

カエルストラップ/40g/カエルの森工房 無事カエルストラップ

前後ドロヨケ&ネジ類/328g/純正
リヤ赤色灯/44g/純正
スタンド/211g/汎用品

ライト&台座/200g(推定)/CATEYE
後キャリア/416g/純正

バスケット/920g/工具用バスケット

トップチューブバッグ/200g/Rockbros
バッグ常備品一式/300g(推定)/スペアタイヤ、荷紐、カギ、レインカバー

2025年11月16日日曜日

Bianchiミニベロレストア⑥組み立て

注意:2液性ウレタンクリア完全硬化(数日かかる)より前の組み立ては塗装剥がれのリスクがかなり大きいです。。私は慣れてるのでやっちゃってますが、基本的には真似しないほうが良いと思いますし、私も自分の自転車なのでやってしまってるだけです。くれぐれも真似しないでください。

自転車を完全に組み立てる前に、各部寸法を最適にしておくのは大切です。寸法がずれている自転車を組み立ててしまってから調整しても、元がずれているのでどうしようもない訳です。(具体的にはチェーン落ちなどを引き起こします。)
まずは、画像にあるチェーンラインを見ます。チェーンラインはドライブトレーンの要です。

チェーンライン測定結果はこのとおりです。誤差1.2mmということになりました。リアセンターが425mmもあるという好条件を考えると、この数値は誤差範囲ですね。
スクエアテーパーBBはこのあたりを「調整しなければならない」とも言えますが、「調整することができる」とも言えます。つまり、滅茶苦茶な組み合わせでもちゃんと動作する自転車にできるわけですね。互換性に苦しめられる現代では、一周回ってありがたい規格です。

余談ですが、スクエアテーパー規格は現物合わせになります。シマノ同士ならややこしくないのですが、スギノがどうとかサンツアーがどうとか言い出すとそれなりに面倒くさい話になってきます。マニアックな話になるので省略しますが。
そこで、過去に使い古したBBを捨てずに置いておくと、BB軸長の現物合わせができるのでオススメです。

この次にQファクター左右差を測定します。
左78 右78 トータル156 です。
トータルはクランクで決まってしまうので触れませんが、左右差はないのでこのまま組めます。もしずれている場合は、スペーサーを入れる必要があります。

各部寸法は合格ということで、ここから組み上げていきます。本来ならばフェーシングやタッピング、鉄(おそらくハイテン)である前エンドの修正なども行うべきですが、まあ今回は組み付けに影響するような所はなかったのでスルーします。
特にエンドの精度は、やるとしたら前後やらないと意味がないのですが、後ろはアルミですからね。ちなみに前後ともに精度はあまり良くなかったです。Bianchiと名が付いていてもこんなもんですよ。
精度の悪いエンドを使わなければならない時は、クイックは丈夫で固定力のあるものにしましょう。全てを誤魔化してくれますから。
リムセンターは、空気入れた時のテンションドロップ(スポークテンションが落ちること)を考慮した上で出してます。

今更ですが、今回のレストアでの主な購入品。
レストアというと海外Youtuberのレストア動画で何でもかんでも新品交換という動画をイメージする方もいるでしょう。しかし、実際に新品交換する所は消耗品と一部のパーツのみです。
今回のレストアは1.5万円+私の頑張りでした。改造箇所はフロントダブル化のみです。クランクやタイヤは私の手持ち中古品を使いました。中古品を新品で買ったとするとトータル3万円とか4万円になると思います。
また、塗装に0.5万円ほどかかっていますが、塗装しない場合はもっと安くなります。油脂類や工具を持っていない場合は高くなります。

追記
買い足し ケーブル類、ケーブル小物、ライト台座0.2万円

FDが追加されるためBB下ケーブルガイドは変更しました。

FDはFD-R2000。ギヤ比的にロードコンポ用が適切だろうということでチョイスしました。後述しますが、レバー側がダブルレバーなので互換性もクソもなく使えます。ビバ、ダブルレバー。
ロングアームなのでケーブルに掛かる負荷は少なめです。

ちなみになんですが、R2000の調整がクソめんどくさい理由はロングアームだからなんですよね。ここから少し脱線して解説します。

これが旧来のFD。
アームがくの字に折れ曲がっており、引く向きが接線方向に近く効率的です。
シフトレバー側でテコを稼いでいるため、シフトレバーを大きく動かす必要があります。レバー側のストロークを小さくしたければ、レバーの動きが重くなります。


こちらがR2000。
単にアームが伸びているだけではなく、立っています。接線方向と引く向きが大きく異なるため、効率そのものは旧来より悪いはずです。また、力点から支点の距離が大きくなったため強度が落ちやすくなっています。ワイヤーの角度も既にギリギリでシビアな状態のため、調整には面倒な手順が必要になります。まあ正直、そのへんはシマノなので当然のようにクリアしてるように見えますけどね。
現行の構造は、スプリングの強さはそのままにワイヤーの張力を小さくすることに成功しています。引きが軽くなることは当然ながら、シフターからFDまでの撓みが小さくなります。結果、手に返ってくる剛性「感」はかなり良いものになる訳ですね。
忘れてはならないのは「効率そのものは悪い上に、ロングアームなので動きがトロいはず」なので、現行で最強なのは上位グレードのトグル機構になっているタイプです。

ここまで脱線して語っておいてなんですが、私がこのFDにした理由は「売ってたから」です。
すいません。


話は戻ってハンドル周り。
フロントディレーラーは平坦アウター固定、ヒルクライムでインナーという読みなので、頻繁に触らないだろうという予測。よってフロントのみダブルレバーで変速します。
これは、ケーブルの取り回し上グリップシフトよりダブルレバーのほうがメカトラ予防になるからです。頻繁な変速の必要がない箇所はダブルレバーが最強です。ケーブルのほつれも可視化できますからね。

ライトはレイダックと兼用です。よってマウントだけ買いました。
今回はハンドルスタビライザー付けないので、フロントに付けるものはライトだけにしておきます。

荷台はとりあえず適当に塗装して取り付けました。

この状態で約11.5kgです。それがどうという訳ではないですが、おそらくフレームは剛性過剰なのでまあまあ走ると思います。過剰なぶんには調整できますからね。

なんかこの自転車、雰囲気だけパスハンターっぽいですね。サスペンションフォーク入れたら林道くらいはいけるでしょうね。小径車はRD草絡まるのがオチなんで行かないけど。


さて、Amazonで注文した部品(ケーブル類)が今日届くはずですがまだ届きません。最近このパターン多いです。Amazonflexの個人配達員頼みなので仕方ないパターンがあるのは分かるんですが、「明らかに今日届く見込みがないもの」を「今日届く」と謳って販促するパターンが多いです。
最近は「即日・翌日配達」が商品のステータスになりつつある時代なので、こういうのは商品掲示法か何かの改正でどうにかして欲しいところですね。


そういうわけで、次回はケーブル通して実走まで持っていきたいと思います。